日々、なんだかんだと用事があってジムに行けない。
あかん!運動しよう!少しの時間があるなら散歩しよう!筋肉にはならないが、気分転換にはなる。

というわけで、近所を探検がてらお散歩。

ここにこんな家があるなぁ、こんな植物が生えてるなぁ、とか余所様の家を観察しながら歩く。ふと、近くから猫の鳴き声。「にゃあ、にゃぁ。」「にゃあ、にゃぁ。」なんだか話しかけられているような鳴き声。声の主をたどると二匹の猫を発見!おんなじような柄の猫たちが寄り添って会話をしてるっぽかった。わたしより彼らが先にわたしに気付いて口を閉じてしまった。押し黙ってこちらを見つめる二匹。

ふと、お隣の庭を見るともう一匹。さらに奥に一匹。四匹もいるではないかと、ホクホクしながらしばし猫観察。新参者がウロウロしてると不審者以外の何者でもないので、立ち去ろうとしたところにもう一匹発見。

この場所には合計五匹の猫が佇んでおりました。区画整備された新しい街で猫をみることはない。でも、古い街の中にはまだ猫がいるもんだねぇ。これからここを散歩コースにしよう。

不思議なことにね。この猫だまりに来る直前、分かれ道でどっちに進むか悩んだの。丁度そのとき自転車に乗ったおじさんに話かけられた。「こっちって通れるの?」って聞かれて、いえわたしも通ったことなくて・・・。と困っていたら、「通れるよ!」と言っておじさんはスーッと自転車で行ってしまった。え!おじさんの自問自答だったの?と戸惑っていたところに猫の声がしたという。

何かに呼ばれた感がすごい。あのおじさんは何者だったのか?今時ベトナムの笠みたいなのかぶっていたし。