結婚後、今まで目を向けていなかったことに目を向けるようになり、今更ながら驚いていることがもう一つあります。

それは、女性が出産後なんらかの事情で仕事を辞めると、子供を保育園に入れられない&パートの仕事にすら就けないの無限ループが待ち構えているということ。そしてこの問題は令和の時代になっても解決しておらず、解決策として行政から提案されるのは「家族に子供を預けてはどうですか?」のみ、ということ。夫の転勤で仕事辞めて家族のいない地に来た女性はこの手が使えない。

いやー、ビビったね。この話、日本が不況になった20年以上前から聞いていたけど、まだ解決してなかったんだね。

さらに数年前Twitterでこの件に関してキレてた女性もいたはず。当時保育園に用事のないわたしですら知ったくらいニュースになっていたからね。

この問題が続いていること。新生活が始まって、役所に行く機会が増えたことで知りました。まさにその境遇にいる女性たちに遭遇するようになったのですよ。

見かけた女性のうちのひとりはできる女性の雰囲気がある方だったけど、行政からの「家族に子供を預けてはどうですか?」に暗い顔してました。それは打てない手なんだよ、というのが端から見ても伝わってきました。

金融系事務の時給でAI時代の近未来を見て、行政の対応で過去に戻って。

すごく浦島太郎になった気分です。