こんばんは、Kateです。
今年も行ってきました、パワーリフティング大会。
去年見たときと違って、多少は試合の知識がついた状態での観戦。国体選手やレジェンド級の選手も出場し、様々なフォームの決め方が見られてとても参考になりました。レジェンド選手の試技は、パワーリフティングのお手本のようなフォームでした。
第一試技がとても重要
やっぱり第一試技の設定重量で試合の流れが決まるのがパワーリフティングですね。緊張した空気の中、アップして第一試技で定めた重量をまず挙げること。ここが決め手になる。
ここから残りの第二試技、第三試技でどう攻めていくのか。
2.5kg刻み、5kg刻み、10kg刻み。
自分の攻め方で設定重量を決めいく。
2.5kg刻みで慎重に上げていくと失敗が少ないのかな、と思いました。第二試技で重量設定上げ過ぎて失敗すると、第三試技は気持ちで勝てなくなるような気がします。第二試技の失敗を第三試技で盛り返すのは容易ではない。
減量するかしないか
体重はそのままいくのか減量するのか。
パワーリフティング大会は、単に大会に出たいのなら減量せずそのままの体重で出てもかまわないのですよ。
しかしAさん曰く、国体目指すなら減量してなおかつ筋力を残すのが必須となるらしい。そうすると10kg前後の減量が必要になります。今回わたしが通うジムからの出場者たちは、減量していて大変そうでした。減量すると本来のワンレップマックスから挙上重量が落ちますからね。それが心理的に響いてくる。
その減量した体重で高重量を挙げるからこそライバルに勝てるのです。
ボディビルも大変だけど、パワーリフティングも減量が大変ですね。わたしも筋トレしているからボディビル系競技やパワーリフティングに出てみれば?と言われるけど、この減量が苦手なのですよね。現在、わたしの体脂肪率ではぜんぜん痩せる必要がないので、この健康的な体脂肪を下回る必要を感じないのです。
レジェンド選手の試技がとても参考になった
フリーウエイトを始めた頃、一番に感じたこと。限界に近いパワーを発揮する場って精神統一の場なのだ、ということ。
だから、レジェンド選手がバーベルを持ち上げるとき、彼の体の芯にすべての意識が集中しているのを感じるし、それが会場全体に波及して場が清められる感じがする。その意識の集中の仕方が、見ていて一番参考になりました。
細かい動作、呼吸の仕方ひとつひとつも、すべて真似してできるようになれたらいいなと思うフォーム。動作のすべてに無駄がなく、力の伝わり方に漏れがないのです。
デッドリフト1種目だけでわたしのBIG3(スクワット、ベンチプレス、デッドリフト)のトータルを軽く越える重量を扱っていました。もちろんどの種目も他の選手を圧倒する重量です。それでいて一番フォームに安定感がある。
彼の試技が見られて、それを頭に記憶できて本当に良かったです。
今年はSBDが人気?
去年はほとんど知識がない中での観戦でしたが、たしかユニフォームはINZERとか鬼に人気あったと記憶しています。
今年はSBDの人が増えたように思いました。使い込んだというより、新しいSBDベルトの人が多かったのよね。だから買い換えた人が多かったのだと思います。わたしがパッと見た感じの感想です。
巡る一年
去年お見かけした妊婦さんたちの赤ちゃんが生まれてもう歩いていたり、高校生がさらに成長してさらに進学先が決まっていたりしたのが感慨深かった。
そんな一年過ぎた中で、自分は何も変わってない、と思ったり。
まあ筋トレの重量は伸びたかな?今年のわたしはスクワット97.5kg、ベンチプレス57.5kg(尻上げ)挙げられるようになっている。去年お見かけした女性がスクワット70kg挙げてすごいなぁ、と思ったものだけどコツコツ続ければ、自分もそうなれるものです。
こうして一年ぶりに選手の皆さんの試技を見て、また新しい選手の活躍ぶりを見て良い刺激になりました。これを糧に自分のあと2.5kgの壁を越えていきたいと思います。
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