ジム通いも1年以上経ち、挨拶や少し会話する人たちが増えてきました。
去年の今頃はそんな余裕もなかったのに変わるものです。
たった一年でも、徐々に会員さんは入れ替わっていますね。
一期一会だし、態度悪く接することもないのでよく見る人には挨拶をし、ウエイト貸して欲しいと話しかけられたら、気持ち良く応えることにしています。
態度悪い中年女性って最悪だからね(笑)
知り合った多くの人はフリーウエイトゾーンにいる人たち。
他少数は時々参加するスタジオの人たち。
フリーウエイトの人たち
- 肉体改造中の人
- 体力アップ・健康目的の人
スタジオの人たち
- 運動の時間を楽しんでいる人
- 定年後に夫婦でレッスンを受けている人
なぜか、わたしは楽しそうにジムに来ている人たちと知り合います。わたし自身が楽しくジムに通っているからなのでしょう。
今回はその中でも珍しくスタジオで知り合った奥様について書いてみたいと思います。
場所取りお局様の代わりに不機嫌な旦那様がいた!
奥様と知り合ったのは、いわゆるスタジオの場所取り問題からでした(笑)スタジオレッスンあるあるネタですね。
わたしの通うジムには、場所取り問題がほとんどないのです。常連さんの定位置があるにはあるけどそこを新人さんが取ったところで問題にはならない。
常連さんも遅れてきた場合は、スタジオの後ろに入ったりとフレキシブルなのですね。
そんな和みのスタジオにおいて、ある日事件は起こったのです。
とあるレッスン日。まだスタジオのスペースに余裕がある状態で、わたしは何気なく年配女性の隣に陣取りました。レッスン開始までの時間を待つ中、その後しばらくして入ってきた年配の男性が女性の側に行きめちゃくちゃ不機嫌になっているではありませんか!
これは明らかに、夫婦で隣同士になりたかったところをわたしが邪魔してると怒っているに違いない!
と確信したわたしは、年配女性の奥様に場所の移動を申し出ました。
すると奥様
「いいのよ〜。そのままで。老人クラブの言うことは気にしないで♡」
とわたしに移動しなくても良いとおっしゃるのです。
旦那様はまだブツクサ言っていたので居心地が悪かったのですが、その後彼の方が別の場所に行くことで事態は収束。
旦那様はいつも不機嫌
別の日のスタジオレッスンで、またこのご夫婦と一緒になりました。今回もわたしが奥様の隣を場所取りしてしまっていて、この旦那様はブツクサと不機嫌。
どういうわけか奥様が先に、旦那様が少し遅れて入ってくるため、奥様の周囲は他の人が場所を取ってしまうのです。
ジムで面倒なことになりたくないわたしは、またもや奥様に場所の移動を申し出ましたが、また前回と同じやさしいお返事。
その後もご夫婦とご一緒する機会がたびたびあり、あることに気がつきました。
何か事が起こってなくても、この旦那様はいつも不機嫌そうな人だということ!
そして奥様はいつもにこにこやさしく旦那様を包み込んでいらっしゃるということ!
なりたい女性フォルダに奥様を入れる
世の中には普段の気分が不機嫌そうな人っていらっしゃいますねぇ。別に怒っていないのよ彼らは。用件を話すときちんと伝わる。例えば、わたしが以前仕事でご一緒したお医者様は、まったく感情が乗らない無機質なしゃべり方をする人で、最初大いに戸惑ったことがあります。その人が醸し出している感情が自分と合わないと大いに戸惑うのです。
そこへきて、共感や和みの感情を持ち合わせた女性の存在というのは大変救われるものがあります。マイナスの方向に共感の感情が働くと、足の引っ張り合いになりますが、プラスの方向に働くと、険悪な雰囲気を消すクッションのようになります。
わたしは定年を迎えるような年になるまでに、あの奥様のような和みオーラというのを身につけたいと思っています。
もう中年期まで働いてきたし、切った張ったの戦いのオーラは必要ないかなと。そういうのは全部フリーウエイトにぶつければよろしい(笑)
最初はビビった不機嫌な旦那様でしたが、彼のおかげでその後和みの奥様と知り合いになれたのは良い出来事でした。
わたしはこのように将来なりたい女性と出会ったら心のフォルダに入れておくことにしています。
なぜかというと、 自分の定年後の女性像を模索しているからなのですね。定年にはまだ早いけど、将来のモデル像がいるって良いものです。そういうわけで、奥様のような方と知り合いになれたのはラッキーだと思っています。
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